なおやん💕 のブログ

普通の人の普通の日常

父と車の運転について話し合う…

私の父は中学校の数学教師だった。

歌も上手でギターも弾けて、よく家族で歌ってたの。楽しかったし、その時の父は大好きだった。

しつけは厳しくて怖いお父さんだったし、学校での父も娘だからって甘やかさず、逆に厳しいくらいだった。

私も娘として父に恥ずかしくない人でいようって思ってたし、実際真面目に品行方正に生きてきた…と思う。

お父さんにあんまり甘えた記憶はない。尊敬はすごくしてた。何でも出来るすごい人だって思ってたからね。

 

今、父は79歳。年相応の認知症もあるけれど、わりと元気。得意だったパソコン関係の事がだんだんわからなくなってきて、いろんなことを忘れる。新しい事、最近の事をよく忘れる。

 

インドア派で食べる時間も不規則で食いしん坊だから体重が増えちゃって大変だったんだけど、案の定、数年前に家の外から玄関まで下る長い階段で転んで腰を圧迫骨折して入院しました。

 

車の運転について話し合いをしたのは、父が車をぶつけたから。誰だって車はぶつける事あるし、事故だって起こす。それはわかってるけど、1番の原因は父の運転する車に乗ると時々恐怖を感じるようになったから。

 

安全運転過ぎてゆっくり走るならいいんだけど、父の場合すごくスピードが出てても気にしない所が不安要素だったと思う。自分は大丈夫だって過信してるとこがある気がして怖かった。

 

運動をあんまりしないから歩くのが嫌いだし、どこに行くのも車だったから、最近すごく不便を感じるらしく車を運転したいと言いだした。それまでは、かかりつけの先生が運転しない方がいいですって言ってくださっててセーブしてたけれど、元気になればなるほど運転したくなるみたいで…当然ですよね。

 

だけど家族の不安も分かるでしょ?世間ではいろいろ事故が起こってるし、なんかあったらどうしようって思う。

 

父はしびれを切らしてかかりつけじゃない大きい病院の先生に予約せずに行って、無理やりお話しを聞いてもらい、話しただけで分かるわけもないのに運転していいですよって先生に言わせ…そうしないと引き下がらない頑固な物言いをしたらしいのだけど。

 

そんなお父さんじゃなかったのに…人が変わったみたいに頑固になってて、運転を止める私や家族にひどい言葉を投げつけるのが悲しくてやるせない。父の気持ちを考えたら私たちはひどい家族なんだろうな😢

 

そうそう、警察にも自分で電話して運転していいですよって言われたと。許可した警察官に父の状態を見てもらいたかった。頼むから一度警察署か自動車学校か、自動車免許試験場に行って適性検査なり受けて下さいって言ってほしかった。

 

私は娘として父の運転に不安があるのに乗っていいよとも言えないし、気持ち的に絶対にダメと言うのもかわいそうだったけど、ダメだって言ったの。めちゃくちゃ怒ってたけど、自動車学校の適性検査と運転の状態を見てもらわないと許可出来ないって言った。なんであんたにそんな事言われんばいかんとねって。そんな事言われる筋合いはないって言い切られたけど、娘としてお父さんを心配して言ってるんだから言う事聞いてって説得して自動車学校に連れて行く事にしました。

 

もしもプロの教習所の先生が大丈夫って言ってくださったら、運転してもらってもいいよね…。ダメだったら諦めてもらうけど。あ、でも前に病院の先生に車の運転をしていいか聞いてみて、ダメだったら諦めるって約束して行ったのに、ダメだって言われたとたんその先生は信用出来ないって言い出した人だからなぁ😓

 

で、いよいよかかりつけの先生に転院しますって言ってしまいました。喧嘩腰で言ったらしく、家族が後で呼ばれました。

 

歳を取って、いろいろ不具合が出てくるのは仕方がないけれど、私は静かに静かに消えていきたい。誰かに迷惑をかけて生きていくのは怖い。私は父に性格が似ているから、同じようになる可能性がある。だから、私はずっと1人でいよう。

 

怒ったら怖かったけど、ちゃんと優しかったお父さん…お父さん…お父さん…

今でもお父さん大好きだよ。

また、バスの旅行に一緒に行こう。

だから無理しないで穏やかに生きててほしい。

 

すごく感謝してる。

育ててくれた事。守ってくれた事。

私をこの世に存在させてくれた事。

 

怒られてもいいの。

お父さん好きだから安全対策を取ります。

 

どうか穏やかに解決しますように…

 

娘からもらったバーバリウムf:id:a09020871870:20190524014022j:image